勉強になります・・・。

【イチから分かる】フィギュアスケートの採点法 技術と演技構成の合計点
2月10日12時50分配信 産経新聞

 バンクーバー五輪開幕まであと2日。メダルの期待がかかる競技の一つが、トリノで金メダルを獲得したフィギュアスケートだ。だが、タイムで順位が決まるスピードスケートなどと異なり、フィギュアは「採点」競技。果たして高得点を出すにはどうすればよいのか。素人には分かりにくいフィギュア(男女)の採点法を解説する。(道丸摩耶)

[別表] ジャンプの基礎点

 フィギュアの得点は、エレメンツスコアと呼ばれる「技術点」と、プログラムコンポーネンツスコアと呼ばれる「演技構成点」の合計点だ。技術点は、技そのものの「基礎点」に技の質の評価「GOE」が加わって決まる。

 日本スケート連盟によると、技術点として評価される要素は主に「ジャンプ」「スピン」「ステップ」。中でも勝敗を分ける鍵となるのがジャンプだ。

 ジャンプは6種類あり、難易度と回転数により、それぞれ基礎点が決まる=別表。例えば、難易度の低い2回転トーループの基礎点は1・3。基礎点の10%が加点されるプログラム後半に入れても、1・43にしかならない。一方、難易度の高いルッツやアクセル(回転数に加え、もう半回転する)の基礎点は高く、浅田真央選手の代名詞ともいえるトリプルアクセル(3回転半)は基礎点が8・2。プログラム後半で跳べば9・02にもなる。

 種類と回転数で得点が決まるジャンプと異なり、点数が分かりにくいのがスピンとステップだ。スピンは軸足の変化や組み合わせなどにより多くの種類があり、さらにスピード変化の有無や回転数などによってレベル1~4に判定され、基礎点が決まる。ステップもレベル1~4に分けられ、基礎点が決まる。

 それぞれの技は「ショートプログラム」「フリープログラム」の両方で、入れなければならない要素、入れられる回数の上限が決められている。得意だから、点数が高いからといって何度も同じ要素を入れることはできない。各選手はこうした決められた「数」も頭に入れて滑っているのだ。

 基礎点を判定するのは、「テクニカルコントロールパネル」と呼ばれる技術審判員。大会によって異なるが、これとは別に最大12人の「ジャッジ」がいて、プラス3~マイナス3までのGOEを採点。基礎点とGOEで技術点が決まり、さらにジャッジがスケーティング技術や音楽の解釈などからなる演技構成点を判定し、総合点がはじき出される仕組みだ。

 ■審判の主観排除しきれず

 フィギュアの採点を分かりにくくしているのが「GOE」と「演技構成点」。

 例えば、基礎点8・2のジャンプ、トリプルアクセル(3回転半)を跳んだとしても、着氷が乱れるなどして質が良くなかった場合はGOEで減点されてしまう。逆に、基礎点6の3回転ルッツでも、高さがあり美しいなどとしてGOEが加点された場合、7点台になることもある。

 難しいジャンプを跳ぶだけで有利とはいえず、金妍児選手(韓国)のように質の高いジャンプを跳ぶ選手は、プログラムにトリプルアクセルを入れなくてもGOEが加点され、ジャンプで高得点を出すことができる。

 さらに、スケーティング技術、音楽の解釈、技と技のつなぎの充実度などの5項目がそれぞれ10点満点で評価される「演技構成点」も、ガイドライン以上の基準はない。トップ選手は8点台を並べることもあるが、ジャンプと異なり成功と失敗がないため、分かりにくいのだ。

 審判は公平とはいえ、やはり主観が入る面は否めない。例えば、同じような滑りであっても、あまり名前が知られていない選手の場合、トップ選手より点数が低く抑えられることもあり得る。
これで倍楽しめますね。

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